「ムルク浜」|浜比嘉島にあるプライベート感たっぷりの天然ビーチ

<もくじ>
1. ムルク浜ビーチは離島にある穴場の天然ビーチ
2. ムルク浜ビーチのサラサラの白い砂と青い海!
→ユニークな形が面白い琉球石灰岩
→2つのビーチの間にあるライオン岩
3. ムルク浜ビーチではマリンスポーツもバーベキューも楽しめる
4. ムルク浜ビーチはシャワー完備&美味しいランチも
5. ムルク浜ビーチへのアクセス方法と駐車場情報
6. まとめ
沖縄に観光に来たらぜひ楽しみたいのは美しいビーチですが、どうせなら人の少ない穴場へ行きませんか?
今回ご紹介するムルク浜ビーチは、離島にある静かなスポットとして密かに注目を集めています。
シルミチューやアマミチューといったパワースポットが多く、別名「神様の住んでいる島」とも呼ばれている浜比嘉島。
そこに今回ご紹介するビーチはあります。
1. ムルク浜ビーチは離島にある穴場の天然ビーチ
ムルク浜ビーチが離島にあると書くとアクセスが大変だと思われるかもしれませんが、現在は本土から橋で結ばれているのでアクセスも非常にスムーズです。
那覇市内からも車で90分ほどで行くことができますので日帰りも十分可能です。
ムルク浜があるのは人気ホテル「ホテル浜比嘉リゾート」内です。
そうです、実はムルク浜はホテルのプライベートビーチなのです。
でも、駐車料金さえ支払えば誰でも利用ができるのですが、それを知らない人が多いのかプライベート感たっぷり!
浜比嘉島は現在は海中道路や浜比嘉大橋で本土と繋がっていますが、このルートが完成したのは1997年のことです。
それ以前は船しか渡航手段がなかったので、今でも手つかずの美しい自然が残っているのです
浜比嘉島全体はどこを切り取っても絵になり「神様の住んでいる島」という名前にふさわしい美しさなのですが、ビーチ近くで車を降り、段々海へと近づいていく瞬間のワクワク感はなんとも言葉では表現しきれません。
海外リゾートにでも来たような真っ白の砂、鮮やかな緑、そして奥から少しずつ見えてくるブルーの海!
日常の嫌なこともすっかり忘れてしまえるような景色が待ち構えていたのがムルク浜ビーチでした。
2. ムルク浜ビーチのサラサラの白い砂と青い海!
美しいビーチが人気の沖縄ですが、人工と天然があるのをご存知ですか?
人工ビーチは人の手が加わっているので砂に混じり物がなかったり、クラゲを寄せ付けないためのネットが張られていたりします。
また監視員もいます。
それに対してムルク浜ビーチなどの貴重な天然のものは人の手が入っていないので、まさに自然を満喫することができます。
浜辺ではぜひ砂をじっくり観察してみてください。
サンゴのかけらなどが混じっているのが見えるはずです。
お土産に持ち帰るのもいいですね。
また、ヤドカリやカニなどの小動物も観察することができます。
海だけでは飽きてしまう小さな子どもさんでも安全に自然を満喫することができますよ。
実はここは以前はウミガメも産卵に来ていたほどの場所でした。
多い年では600個から800個の卵が産みつけられていたとか!
残念ながら最近は台風などの影響もあって姿が見られていないようです。
そして肝心の海と言えば、文句のつけどころのないほどの透明度です。
写真で見ても美しいですが、実物はこの数倍、いや数十倍の透明度!
沖縄を知り尽くしているであろう地元の方がよく訪れているのも、このムルク浜ビーチが素晴らしいスポットであることの証明になりますね。
ユニークな形が面白い琉球石灰岩
ビーチを歩いていると天然らしく大きな岩が多いのに気づきます。
上のようなユニークな形の岩が多くあり不思議に思って調べてみると、この岩は琉球石灰岩という種類で、今から数万年以上も昔に海の中でサンゴや貝などが堆積して出来上がったものだそうです。
ゴツゴツとした質感が人気だとか。
そして、長い時間をかけ、打ち寄せては引く波によって下の部分が削られたので現在のような形になったということです。
自然の偉大さを感じさせられる印象的な岩でした。
2つのビーチの間にあるライオン岩
ムルク浜は上の写真の左に見えるような大きな岩によって2つに分かれています。
そしてこの大きな岩は、ライオンのように見えることから地元の方からライオン岩と呼ばれています。
ライオン岩の周辺は小さな岩が点在しており、カラフルな魚が数多く観察できる場所でもあります。
ぜひシュノーケリングをしてみてください!
ちなみに、駐車場側から見てライオン岩の左側の方が綺麗でおすすめでした。
3. ムルク浜ビーチではマリンスポーツもバーベキューも楽しめる
人の少ない天然ビーチということで美しい砂浜や青い海が楽しめるムルク浜。
実は、マリンスポーツやバーベキューも楽しめるようになっています。
「アクアラインクラブ」というお店があり、バナナボートやフライボート、シュノーケルなどのサービスを提供しています。
沖合には手つかずの自然が満喫できる無人島が2つあるのですが、そこへ行ってシュノーケリングをするツアーなどがあるほか、バーベキューが付いているプランまであります。
4. ムルク浜ビーチはシャワー完備&美味しいランチも
いくら美しい海と言っても海水でベタベタしてしまうのは避けられませんが、4月から10月までのシーズン中は温水シャワーもありますので、さっぱりとしてから次の目的地に向かうことができます。
値段は200円です。
また、海に行く時は水着や浮き輪、日焼け止めなど荷物が多くなってしまいます。
せめてランチは現地調達できればいいと考えたことがありませんか?
先ほどご紹介した「アクアラインクラブ」では軽食を食べることが出来る場所もあり、綺麗な海を目の前にしてタコライスやカレーライスなどの出来立てのランチを食べることが出来ました。
オリオンビールも勿論あります!
5. ムルク浜ビーチへのアクセス方法と駐車場情報
最後にアクセス方法と駐車場についてご紹介しましょう。
ムルク浜ビーチは浜比嘉島にあります。
本島から海中道路を通って平安座島まで行き、浜比嘉大橋を渡って浜比嘉島へと渡ります。
島へと入るとすぐ分かれ道がありますので、左へと進みます。
左手に美しい海を見ながらしばらく走ると「ホテル浜比嘉リゾート」の看板にたどり着きます。
そこを右に行けばホテル、左に行けばビーチへと続きます。
そしてここからが少し難所です。細い砂利道をしばらく走らなければなりません。
しかも左にはガードレールがあるとはいえ、下はすぐ海。
この先に本当に美しい光景が待っているんだろうかと心配になりながら進みました。
対向車が来てもすれ違えないほどの道を手に汗を握りながら5分ほど走ると駐車場が見えてきました。
ホッと一安心の瞬間ですね。駐車場は50台分、料金は車が500円、バイクが200円となっています。
6. まとめ
沖縄に来たら綺麗なビーチを満喫したいけれど人が多いのは苦手という方におすすめのムルク浜ビーチ。
ムルク浜という名前は地元の言葉では「みんな、来て!」という意味があるそうです。
のんびりとするもよし、マリンスポーツでアクティブにするもよし、ぜひ訪れてみてください。