連日満席!沖縄本島北部の「国頭村港食堂」で新鮮なお刺身を堪能!

沖縄県北部のやんばるは、亜熱帯の手つかずの森と美ら海の絶景スポットです。国頭村の国道沿いに連日満席の大人気食堂があると聞き、辺戸岬(へどみさき)へ向かうドライブの途中にランチで立ち寄りました。
1. 国頭村のおばあ一押しランチ!
魚の骨の看板が目印です。普通の事務所みたいな外観ですが、開店時間前から、地元の人らしき方々が並んでいました。
お店の前に「泳魚中(えいぎょうちゅう)」の看板が掲げられています。ユーモアのセンスも抜群です。小さくて可愛いシーサーもお出迎えしてくれました。
店内は、カウンター6席、4人掛テーブル4つ、2人掛テーブル3つとそんなに大きくはありません。いけすの中には沖縄の魚が悠々と泳いでいます。外には、オープンテラス席もありました。
2. カラフルな沖縄の海
カウンター上の色鮮やかなイラスト画に目を奪われました。沖縄の海中の様子でしょうか。魚やエビ、サンゴなどが生き生きと、沖縄らしいカラフルな色彩で描かれています。
豊かな海の様子に見ていてウキウキしてきます。沖縄を代表する伝統の染物である琉球紅型(りゅうきゅうびんがた)」を連想してしまいました。
メニューはこんな感じです。
「刺身三点盛と地魚のフライ」「地魚丸ごとバター焼き」「近海マグロの漬け丼」「シイラのタンカン甘酢定食」など。価格帯は850円から1700円までとリーズナブル。
定食ランチメニューが充実しているのが特徴ですが、もちろんおつまみ系の一品料理もそろっています。定番の「刺身三点盛と地魚のフライ」「地魚丸ごとバター焼き」を注文しました。
料理を待っている間、ランチ限定のサラダバーで小腹を満たします。新鮮な野菜が食べ放題で、おかわり自由なのがうれしいです。
ゴーヤーもありました。(現在、サラダーはやってるどうかわかりません。)
カウンターの横には泡盛のポスター、天井にはオリオンビールの提灯と地元の食堂らしく、素朴で温かい感じが最高でした。気が付くと店内は満席になっていました。
外には何組かが待っているみたいです。ランチ定食は魚がなくなり次第オーダーストップになるようです。
新鮮な魚介類は、沖縄やんばるの海を知り尽くした「魚人」である料理長が毎朝、漁港で仕入れています。その日によってメニューやラインナップが変わるのも魅力です。
定番のランチ定食もありますが、刺身の種類などは、訪れてからのお楽しみといったところでしょうか。
実は、その日のおすすめを知ることができるページがあるんです。「国頭港食堂」のフェイスブックとインスタグラムには、おすすめの食材とランチを紹介しています。
「本日限定」と称して、沖縄の最高級魚「アカジンミーバイ」や「やんばる産養殖黒マグロのお寿司(中トロ、大トロ、ネギトロ)」といった写真が掲載されています。
沖縄旅行の前に下調べをしていた時、写真の鮮魚が本当に美味しそうだったので、すぐさま飛行機で飛んでいきたくなりました。
お店の近くにいれば、すぐ食べに行けるのに、写真が掲載された時点で、誰かに食べられてしまったと思うと、もう悔しくて悔しくてたまりませんでした。
3. 刺身3点盛が4点に
お膳が運ばれてきました。ボリュームだけでなく、見た目や盛り付けもおいしそうです。
あれっ?刺身三点盛なのに四種類あります。とても得した気分になりました。
お刺身をパクリ。新鮮でプリップリ、歯ごたえも抜群です。美味しいものを食べると、自然に笑顔がこぼれてきます。ご飯もすすみます。ちなみにランチ時はご飯のおかわり自由です。
手作りのタルタルソースを付けて、フライもパクッ。外はサクサクしているのに、中の魚はふんわり柔らかでジューシーそのもの。口の中に魚のうまみが広がって、またニッコリ。魚のフライってこんなにおいしかったっけ?忘れられなくなる味でした。
4. 最高の沖縄ランチ
同伴者が注文した「地魚のバター焼き」も少し頂きました。
ニンニクバターの食欲をそそる香りと、ものすごい大きさ。
ニンニクバターでカリッカリッに焼き上げた魚は、ヒレの部分はバリバリしているのです、魚の白身はしっとりと上品な味わいで美味しかったです。
南国の魚は、鮮やかで大ぶりのため、味はあまり期待していなかったのですが、大きく裏切られました。
カウンター横にある小旗に、沖縄本島最北端の酒造所「やんばる酒造」の泡盛「まるた」とありました。運転中なので、お酒は我慢しましたが、夜になると、地元の人たちが集まって泡盛を酌み交わすのでしょうね。
踊ったり、歌ったりする光景が目に浮かぶようです。
お店の前には芝生の広場があり、オープンテラスで一休み。お腹も満たされ、幸せな気分で海を眺めることができ、満ち足りたひと時でした。駐車スペースも広くて安心です。
新鮮な沖縄やんばるの魚が食べたい方は、ぜひお立ち寄り下さい。
4. 国頭村港食堂のアクセス方法
沖縄自動車道、終点の許田ICで降り、国道58号線をまっすぐ進むと45分程度で着きます。