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2019.08.14
その他

迫力満点!五穀豊穣を祈願する伝統行事【糸満大綱引き】に参加しよう

©︎OCVB

沖縄に旧暦8月15日に開催される「糸満大綱引き」は、ウミンチュ(漁師)町である糸満で行われる家内安全・五穀豊穣を祈る伝統行事です。

毎年3万〜4万人以上も参加し、老若男女、国内外と問わず多くの人が参加しています。

行事は朝から晩まで開催され、随所で沖縄文化を感じることができます。

今回はそんな大綱引きの魅力を、ご紹介します。。

1. 誰でも参加できる伝統行事【糸満大綱引き】


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「糸満大綱引き」は沖縄3大綱引きのひとつ。

農耕儀礼として、五穀豊作、家内安全、無病息災、商売繁盛を願い、毎年旧暦8月15日に開催されます。

大綱引きは衆人綱(スニンジナ)や万人綱(マンニンジナ)と呼ばれ、誰でも参加できるお祭りです。

今では海外観光客も参加し、国際色豊かなお祭りになりつつあります。

♦糸満の大綱は沖縄最大級

①全長180m

②直径1.5m

③総重量1トン

その大綱を南北に引き合い、力くらべを行います。

白黒つけますが、勝ち負けで吉凶を占うものではなく、どちらが勝っても「ゆがふう(幸福)」が訪れるのだそう。

毎年旧暦のお盆に開催するため、平日がほとんどですが、それにもかかわらず参加者は2018年は4万人を達しました。

勝利の結果は地元新聞紙に掲載されるほど、地域に根付いた祭事です。

会場は国道331号線を封鎖して行われ、炎天下をもろともしない賑わいをみせます。

2. 誰でも参加できる伝統行事 糸満大綱引き


©︎OCVB

大綱引きが行われるのは17半頃ですが、当日は朝から見所満載です。

会場となる国道では、8時半頃から道路で大綱作りから始まります。

大綱は2本の綱を組み合わせ、締め上げて作られます。

直径1.5mの大縄を作るのは至難の技。

数人で両端で紐を引っ張り合い、息を合わせて作っていきます。

13時頃に仕上げ、泡盛で清めて完成です。


こちらも参加できるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

綱作りが終わる13時半頃から、「道ズネー」と呼ばれるパレードが開催されます。

市民1千人が参加し、エイサーや琉球舞踊などが披露されます。

エイサーは地元の子どもらが踊るそうで、可愛らしい姿が並ぶのだとか。

後半には「チョンダラー」と呼ばれる京太郎が登場。

鉈(なた)を片手に、見物客に襲いかかります。恐ろしいですね。

チョンダラーに目をつけられた子どもが大泣きし、隣で大人が当時の自分を振り返るのだとか。

道ズネーは綱引き本番までの17時頃まで、3~4時間ほどの続くので、小休憩を取りながら、楽しむのがベスト。

最近は流行りのhip-hopダンスを取り入れたパフォーマンスもあるそうで、

時代を反映したパフォーマンスが楽しめます。

中でも注目すべきは道ズネーの先頭を切る「旗頭(はたがしら)」。

15人ほどの男性が、7m前後、重量45kgほどの大旗を持ち上げ、勇ましい力技を披露してくれます。

旗には、豊穣や幸福を意味する雄旗「ゆがふう」や、縁起を意味する雌旗「かりゆし」が掲げられ、会場の雰囲気を高めていきます。

3. 迫力満点!万人以上が参加する大綱引き・1本勝負


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夕暮れ近くになると、いよいよ綱引き本番。

大綱は雌綱と雄綱に分かれていたものを、カヌチ棒で固定して、180mの大綱を完成させます。

本番前には、南北陣営からは支度(したく)と呼ばれる伝説の英雄が登場します。

衣装をまとった英雄「糸満マギー」と「真壁(まかび)マギー」出てくると、会場のボルテージは最高潮。

英雄が綱の中央にある戸板の上でにらみをきかせ、士気が高まったところで綱引きの火蓋が切られます。

©︎OCVB

勝負は30分。

双方10m引いたほうが勝ちとなります。

時間内に決着がつかなければ、2mの引き寄せたほうが勝利。

どちらも引けない場合は、引き分けとなります。ちなみに2018年は北組が白星。

昔は勝敗が決まるまで、何時間でも引き合っていたのだそうです。

綱引き中は、相手の様子を見ながら引いたり、綱の上に登り重さを加えるなどの駆け引きを行います。

実際大勢で引き合うのは数分程度。30分の長丁場勝負なので、力の配分も必要ですね。

勝負が終わると、大綱の一部は縁起物として持ち帰ります。

旧暦のお盆は中秋の名月。一汗かいたあとに空を見上げると、満月が浮かんでいるのではないでしょうか。

4. 地元民も観光客も一緒に盛り上がる伝統行事、開催日やアクセスは



糸島大綱引きの開催は国道331号上で行われ、糸満ロータリー(糸満小学校)〜白銀堂間を封鎖して行われます。

アクセスは那覇空港から車で南下して20分程度。

バスは空港から89番に乗り、「西川区公民館仮バス停」または「糸満市場入り口」で徒歩7分程度で到着します。

バスは10分間隔で運転しているため、利用しやすいですよ。

炎天下の中、屋外開催になるので熱中症には要注意。

9月とはいえ、沖縄は残暑が起こる季節です。

人の多さや普段慣れない綱引きは、思った以上に体が消耗します。

メインの綱引きを見逃さないように、こまめな休憩をして、最後まで楽しみましょう。